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サン・シュルピス教会 その2(2009仏旅行6)
サン・シュルピス教会 その2(2009仏旅行6)_f0181127_23271051.jpg映画「ダヴィンチ・コード」に出てきたローズライン。
床にラインがあって、その先にオベリスクがたってます。
映画の中で、シラスがキーストンを探すために壊した床はどこなんだろな、てな感じで見てきました。

サン・シュルピス教会 その2(2009仏旅行6)_f0181127_23295197.jpg映画を見たときに気になったのが、昔ここが経線の基準になってたみたいなことを言ってたんけど、そんな話聞いたこともないし、ローズラインなんて言う言葉も聞いたことない。
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まぁ別にその道にも英語にも詳しいわけじゃないから、知らないだけかもって思ってたんだけど、なんと、そんな事実はないらしい!

実際には日の光を利用した季節を知るための時計みたいなものらしい。
特定の窓から入ってくる日差しがこのラインのどこまで照らすかで季節(夏至・冬至・春分・秋分の日)を測ってたみたいだね。
オベリスクの横になんか説明書きがあったんだけど(下の写真)、もちろん読めないんで、帰国してからネットで見てみてわかりました。
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教会側は、映画での説明が事実とあまりにも違うので、そのことについての説明書きを無料配布していたようです。
俺はもらわなかったので、今も配布してるかどうかはわからんけど。
その説明書きが下の画像。
教会側が一番言いたかったのは、異教徒とは全く関係ないってことだと思うけど。

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ただのサスペンス映画よりも、史実とか歴史的なものに作り物の意味や事柄を加えて使うことで、面白さが増すんだと思うんだけど、どこからどこまでがフィクションなのかが分かりづらいから、間違って覚えちゃう人がいるのが難点だな。
それでなんか困るかというと個人的には特に困らないけど、誤解される方はね。
by ski-saiko-dotkiz2 | 2009-11-11 23:47 | 旅行